天然水ウォーターサーバーを衛生的に使うにはメンテナンスが不可欠です。メーカーの提供するメンテナンスサービスもありますが、日常のセルフメンテナンスが重要になります。
天然水ウォーターサーバーのメンテナンスが必要なメーカーと不必要なサーバーがある理由
メーカーの内部メンテナンスサービス
パーツや消耗部品の交換、殺菌処理など、天然水ウォーターサーバーの内部に関するメンテナンスに関しては、メーカーが受け持つことが多いです。
料金はメーカーによってさまざまで、なかには定期的な検査を無料で行ってくれるところもあります。
ただ、最近は内部に自動クリーニング機能を備えた天然水ウォーターサーバーも増えてきたので、内部のメンテナンスは不要という場合も多いです。
定期的なセルフメンテナンスが不可欠
天然水ウォーターサーバーを清潔に保つには、各ご家庭でのセルフメンテナンスが欠かせません。水を扱っている以上、特に外気に触れる部品は、雑菌が繁殖しやすい環境になっています。
定期的に洗浄し、殺菌処理を行うことが、天然水ウォーターサーバーを衛生的に長持ちさせるコツになります。
天然水ウォーターサーバーの種類によって部品や付属品が異なるので、メンテナンスの仕方に若干違いはありますが、どの種類にも共通するメンテナンス箇所とそのやり方があります。
各部位のメンテナンス方法
まず、ボトルの差込口は頻繁に掃除すべき箇所です。水と外気が触れ合う場所なので、放置しておくと雑菌が繁殖してしまいます。
水分が付着するたびに清潔な布やペーパーで拭き取ることが大切です。
これだけでもかなり除菌効果はありますが、時には除菌用アルコールなどを用いて、しっかり拭き取るようにしましょう。
また、水の出るコック部分も外気に触れるため、頻繁に掃除しておきたい箇所です。清潔な布やペーパーで水分を拭き取るだけでなく、綿棒や歯ブラシを使ってコックの内側の汚れも落とすようにしましょう。
あと、見落としがちなのがコップを置く受け皿の部分です。水分だけでなく埃もたまりやすい箇所ですので、放っておくとすぐに雑菌が繁殖してしまいます。
受け皿は取り外し可能なものが多いので、定期的に取り外して中性洗剤等で洗うとよいでしょう。