赤ちゃんのいない一般家庭であれば、天然水サーバーは自分の好みの味で選べば問題ありませんが、妊婦さんの場合、水の質や安全性、使い勝手にこだわった方がよいでしょう。
妊婦さんが口にするものは赤ちゃんにも同じ事。だから天然水サーバー選びも慎重に
妊婦さんとお腹の赤ちゃんに優しいのは弱アルカリ性の軟水
まず、水の質ですが、妊婦さんの場合は硬水よりも軟水を選びましょう。
硬度の高い水はミネラル分を多く含んでいます。
ミネラルを取り過ぎると体調を崩すことがありますし、お腹の中の赤ちゃんにも負担がかかります。
一般的には硬度100mg/l以下の水を軟水としますが、妊婦さんが摂取するのであれば、硬度30mg/l以下の軟水が望ましいです。
水道水がだいたい60mg/lとされているので、少なくともそれ以下の軟水が良いでしょう。
天然水サーバーには、RO水という硬度0mg/lに限りなく近い軟水もあります。ただ、まったくミネラルが含まれていないのは栄養的に物足りないのであれば、硬度の低い天然水を選ぶのが良いでしょう。
また、水質としては、人間が持つ体液に近い弱アルカリ性のものが吸収が良くておすすめです。
国際規格に認証された高品質の天然水サーバーを選ぼう
また、天然水サーバー自体の衛生面でもこだわりたいものです。
どんなメーカーの天然水サーバーであれ、安心できる程度の品質管理は徹底されているものです。
しかし、衛生面にこだわるのであれば、国際規格の認可を受けている厳しい品質基準をクリアした天然水サーバーを選ぶのが良いでしょう。
メーカーのホームページを見て、品質管理に関して具体的な表記がない、もしくは、あやふやな場合は避けた方が無難です。
衛生面と使いやすさを重視するなら使い捨てタイプのボトルが良い
さらに、使い勝手を考えて、使い捨てタイプのボトルを使用する天然水サーバーがおすすめです。
使い終わったボトルを回収・交換してもらうタイプだと、使用済みのボトルを洗って繰り返し使うことになります。
もちろん十分な衛生管理はなされてはいますが、妊婦さんの場合、衛生面にとことんこだわって、1回きりの使い捨てタイプを選ぶ方が安心・安全です。