基礎知識

水道水が民営化したらどうなるの?消費者から見るメリットとデメリットとは

水道水が民営化したらどうなるの?消費者から見るメリットとデメリットとは

水道水民営化の問題が日本でもしばしば取り上げられるようになりました。

これは、文字通り民間の水道事業の運営を任せる方式です。

しかしこの水道水民営化、インターネットやSNSなどを見てみると反対意見が数多く投稿されています。

水道水民営化することによって、どのようなメリットがあるかについて以下で詳しく見ていきます。

水道水民営化のメリットデメリット

一部ワイドショーやニュースなどで、水道水民営化の話題が取り上げられることもしばしばあります。これは2018年7月5日の水道法改正案が衆議院で可決されました。

その中に水道水民営化が盛り込まれています。

今まで水道水事業は国営事業で行われていたのですが、これを民間企業に任せようというものです。

水道水民営化によって、メリットとデメリットがいろいろと専門家の間で指摘されています。

水道水民営化のメリット

国営事業ということは、ほかの参入がなくいわば独占事業でした。

しかし民営化することで、いろいろな業者が新規参入することになります。

そうなると競争が発生して、多く顧客を確保するためにサービスや品質を向上させる必要があります。

そうしないとライバル企業に淘汰されてしまうからです。そうなれば利便性が向上する、選択肢が増えることでより良いサービスを提供する水道事業者を自分で見つけることも可能です。

国や自治体にとってもメリットがあります。

民間企業が水道事業によって収益が出れば、そこから税金を納めてもらえます。

つまり歳入がアップして、より充実した公的サービスを提供できるかもしれません。

水道水民営化のデメリット

民間が水道事業を行う場合、公的サービスとは違ってビジネスのセオリーが優先されます

つまり少しでも多くの収益を得ることが第一目標になるわけです。

また株式会社が行う場合、実際に水道を利用する消費者ではなく、株主の意向や企業の経営事情などが優先される恐れもあります。

海外では水道水民営化をした事例もあります。

パリやベルリン、マニラなどでいち早く水道水民営化を行いました。

その結果、失敗している事例も少なからず見られます。

思うような収益があげられず、水道料金が大幅に引き上げられてしまった、中には民営化したもののまた公営化に戻す事例もあるほどです。海外の事例を見てみると、成功したケースはなかなか見られません。

パリの場合1985~2008年の間、民営化したことで値段が174%アップしました。

水道水民営化をしたボリビアに至っては、4倍も水道料金が値上がりしたといわれています。

アトランタもかつて水道水民営化を行ったのですが、蛇口から濁った水しか出なくなって、沸騰させないと飲めないほど水質が悪化しました。

日本の水道水民営化では、国内外の民間業者が行えるルールになっています。

そうなると将来、もしかすると外資系企業が日本のライフラインを握る事態も十分想定できます。

もし有事が発生して、その外資系企業と日本が対立関係になった場合、水道のサービスが受けられなくなることもないとは限りません。

実際中国資本が水資源を求めて土地を買いあさる動きがみられています。

水道水民営化でウォーターサーバーにはどのような影響が出る?

現在では一般家庭でもウォーターサーバーのサービスを導入しているところも増えています。

もし水道水民営化に踏み切った場合、同じく水を取り扱っているウォーターサーバーにも少なからず影響が出ると考えられています。

その中でもいろいろな問題が出てくるかもしれません。

水道水から採水している場合結構な影響が

ウォーターサーバーの中には水道水をもとにして、ボトルを配達しているところもあります。

水道水をろ過して、余計なものが含まれないようなピュアウォーターを届ける方式です。

しかしもし水道水民営化になって、海外のように水道料金が跳ね上がってしまった場合には、その水道水を使用しているウォーターサーバーの料金も値上がりしてしまう恐れが出てきます。

ただしこれは民間に限ったことではなく、公営でも値上がりをすれば影響を受けます。

民間企業が地下水を採水する可能性も

現時点ではコンセッション方式といって、官が認めないと民営で水道事業は行えません。

しかし今後規制緩和が進んだ場合、企業が地下水を採水して水量を確保するような事態が起きらないとも限りません。

そうなってくると、地下水源の乱獲が始まって、天然水を提供しているウォーターサーバーの料金が高騰する可能性も出てきます。

また乱獲によって、水質が劣化することも考えられない話ではないです。

逆に水道料金が値上がりする一方で、ウォーターサーバーの値段は据え置きて、水道水を飲むよりもむしろお得という事態もあり得ます。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、「水道水が民営化したらどうなるの?消費者から見るメリットとデメリットとは」について紹介しました。

水道水が民営化になれば、料金が安くなったり特典がついたりとメリットがありそうですよね。その反対に、デメリットもあることがわかったと思います。

是非、水道水の民営化に備えてみましょうね。

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ふみちゃん
ふみちゃん
節約ブロガー。節約・安い・お得という言葉に敏感。 元ウォーターサーバーメーカー勤務のフィナンシャルプランナー。FP3級の資格持ってます。家計に優しいウォーターサーバーの見直し・乗り換え術を紹介していきます。
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